100年人生のサバイバルブック

人生100年時代の生き方を考えるブログ。健康・キャリア・英語・IT、日々の挑戦について

【キャリア】乃木坂46から考えるキャリア戦略

f:id:lifedesignfreak:20190911232345j:plain

 

競争激しい現代社会の中でも、個人的に特に競争が激しい業界の一つが、

アイドル業界だと思います。

 

今回はその中でも私が好きな乃木坂46を題材に、

乃木坂からわかるキャリア戦略について考えたいと思います。

 

私の乃木坂歴

まず簡単に私の乃木坂46歴について触れさせてください。

 

乃木坂46と出会ったのはおよそ5年前の冬のことでした。

当時乃木坂の最新シングルは10枚目の「何度目の青空か」でした。

今のところ、最初で最後の生田絵梨花がセンターを務めていたシングルです。

 

では具体的にどのように出会ったかと言うと、それは友人とのカラオケでした。

たまたまアイドルオタクとカラオケに行くことになり、

ももクロや乃木坂など、様々な歌が披露されていました。

当時の私はアイドルに全く興味がなかったので、自分では選曲していません。

 

ところが乃木坂のメロディを聴いていると、これは中々よいと思い、

すぐにカラオケで選曲していた曲を確認し、CDを購入して聴き始めました。

当時良いと思った曲は3曲あり、「君の名は希望」「制服のマネキン」「何度目の青空か」でした。

 

アイドルにハマったきっかけについて話すと大抵の人は、

どのアイドルがきっかけでハマったかについての話になると思います。

 

しかし、私は正真正銘、曲でハマりました。とにかくメロディが良いと感じました。

子供の頃にモーニング娘が爆流行りしていた時にアイドルの曲は耳にしたことがある程度だったため、この乃木坂の登場は自分史の中でも衝撃事件でした。

 

そんなこんなでハマって以来、握手会とライブにも足を運ぶこととなりました。

基本的に乃木坂が好きで、メンバーが大幅に増える前はほとんどのメンバーと握手に行くくらい、ハマり込んでいました。

 

“あれ、好きなのは曲じゃないの?”と思う方もいると思いますが、

この握手会という体験も個人的には味わったことのないもので、

取り敢えずあらゆるメンバーの握手を体験しました。

 

握手会の感想をまとめるのは非常に難しいのですが、

大きな要素としては、“非日常の体験”ができるという点に集約されているような気がします。

 

まさしく会えるアイドルというコンセプトで始まっている、

秋元康プロデュースの神髄を見たように感じました。

アイドル、芸能人に普通接する機会というのはないと思います。

 

テレビに出ているアイドルに会えるというのはとても興味深く、

もっと知りたいと思ううちに、足しげく通うことになっていました。

 

今でも乃木坂の曲を聴き続けていますが、基本的に握手会に参加していたのは、

3期生が加入する前までで、4期生については顔と名前が一致しなくなってきました。

 

以上が私の乃木坂歴でした。

前置きが長くなりましたが、ここからは具体的に乃木坂におけるキャリア、

それから一般的な社会人にも当てはまるキャリア戦略について考えていきたいと思います。

 

色々な意見・見解があるかと思いますが、この先は私の一意見としてお読み頂けると幸いです。

 

序章:乃木坂におけるキャリアの成功について考える

そもそも、乃木坂のキャリアにおける成功ってなんなの?という話ですが、

ここでは芸能活動を続けるという前提で考えます。

 

その前提で考えると、結論は乃木坂に在籍しているうちに、

乃木坂のネームバリューに頼らずに、個人の実力で仕事が取れる状態になっている

ということではないでしょうか(所属する芸能事務所の力も影響すると思いますが)。

 

それはなぜか。

乃木坂46での活動は期限が定められているからです。

つまり、いつかはどのメンバーも年齢を重ねた時に引退をしなければならない、

ということです。

 

これはプロサッカー選手のようなスポーツの選手寿命に近いところがあるかもしれません。

乃木坂も年々、新しくて若いメンバーが加入してグループが大きくなっていますが、

それと同時に古くから加入しているメンバーほど、辞めていきます。

 

この辞めるべき時期に個人で活躍できる実力があるかどうか

まさしくここがキーポイントになるはずです。

つまり冒頭に述べたように、芸能活動を継続する前提でいくと、

乃木坂に在籍中に個人の力で仕事を取れるかどうかがキャリアの成功のカギを握っていることになります。

 

本論:成功するメンバーとそうでないメンバーの違い

では次に成功しているメンバーの特徴について考えていきます。

以下の2点が成功しているメンバーの特徴だと私は考えます・

 

  • 一芸に秀でている
  • グループ内でのポジショニングを認識している

 

上記いずれかのスキルを持っているメンバーはほぼ間違いなく活躍しています。

一方でこれらのスキルがないメンバーは活躍できないと思います。

ここからはもう少し具体的に考えていきます。

 

一芸に秀でているとは?

アイドルを語るにおいて、一番シンプルでわかりやすいのが“ビジュアルの良さ”ではないでしょうか。

 

要するに可愛いか美人かのいずれかだということですが、

この筆頭が白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未であると私は考えています。

 

もちろん、この3人のビジュアルが好きでないという意見もあると思いますし、

ビジュアルだけでなく努力を重ねているということも、その通りだと思います。

 

ただアイドルにおいて、ビジュアルは最大の武器と言っても過言ではありません。

結果的に人気が出て、グループ内での露出も増えファンが増えます。

そしてもともとのビジュアルの良さからモデルや女優で活躍するという道もでてきます。

ビジュアルは強力な一芸です。

 

ではビジュアル以外には何があるのか。

他にも歌が圧倒的に上手、演技力が桁外れ、とにかく面白いキャラクター、

などなど、この辺りも一芸につながるスキルではないでしょうか。

生田絵梨花、若月佑美、高山一実などがこの辺りの代表格だと思います。

 

グループ内でのポジショニングとは?

先日、グループ卒業を発表した桜井玲香まで含めると、

乃木坂46のメンバーは総勢で44名となります。これはかなりの大所帯です。

 

これまでのメンバー数の推移をみると33~47名となります。

つまり常に多くのメンバーと競争しないといけない状況です。

 

またアイドルは人気商売の側面が相当に強いですが、

乃木坂46の活動は相当に露出の機会が限られています。

「握手会」「メディア露出」「ブログ」が主な手段でしょう。

 

上述したように常に多くのメンバーとの競争が要求されるため、

例えばテレビ出演では他のメンバーより取れ高のある言動をすることが求められます。

握手会では他のメンバーの握手よりも満足度の高いサービスをしないといけません。

 

要するに没個性では人気を高めることはできず、どんどん埋もれていくという仕組みになっています。ここは乃木坂46のかなりシビアな世界だと感じます。

率直に言うと、売れる人はさらに売れる、売れない人は売れないというスパイラルができやすい仕組みではないでしょうか。

 

またテレビ・雑誌などは、乃木坂46が運営会社として売りたいメンバーがもちろんいると思うので、そのようなメンバーが優遇されるということもあるでしょう。

 

話を戻すとテレビで自分のカットを使ってもらう事や、ファンを増やすためには、

他のメンバーとの違い、オリジナリティを確立していかないと生き残れません。

 

この最たる成功例としては深川麻衣であると思います。

乃木坂46のファンには非常に高い人気を誇っており、知らない人はいないと思いますが、

逆にファン以外の方が認知するような、テレビ番組・CMの類には、乃木坂在籍中にほぼ出ていないと記憶しています。

 

この深川麻衣は“聖母”というとにかく誰にでも優しいというキャラクターで、

乃木坂の他のメンバーにはない地位を確立していました。

運営会社のキャラ付けがあったとしても、それで売り出したいという人間性があったのだと思います。

 

彼女は乃木坂においてチーム内でのポジショニングに長けていると言えるでしょう。

ちなみに深川麻衣は乃木坂46を卒業した後は女優として活動しています。

 

最終章:サラリーマンキャリアとの共通点で考える

このように考えていくと、いわゆる一般的なサラリーマンキャリア、

社会人としてのキャリアでも乃木坂で成功するのと同様の点が、

重要な気がしてきます。

 

“一芸に秀でる”という点では、例えば圧倒的な営業実績を持っている、

コストカッターとしてバックオフィスで結果を出してきた、

あるいは経営者としては、経営を立て直すスペシャリストとして活躍してきた人などが当てはまるでしょう。

 

“ポジションニングが取れている”という点では、

例えば「この話はあの人に聞けばわかりそう」というようなセルフブランディングができていて、

周囲が自分に頼ってくるような状態、セールスであれば誰も攻め込んでいない業界に売り込みに行くなどが当てはまるでしょう。

 

ここまであくまでも会社勤めを前提に描いてきましたが、

フリーランスの場合でも同様に上記2点が大事なのは変わらないですし、

むしろより重要になってくると考えます。

 

乃木坂を例にとってみると、乃木坂を卒業後に女優やモデルになるのは、

フリーランスに近い活動と言えるでしょう(もちろん実際には事務所の力もあると思いますが)。

 

乃木坂に在籍している時、組織に所属している時から、

それ相応の力を蓄えていなければなりません。

なぜなら組織での争いより、フリーランスの方が競争相手も多いからです。

 

フリーランスで勝ち抜くためには、没個性にならずに、

一芸に秀でポジショングが意識できており、自分のテリトリーを確立できている状態が成功する条件ではないでしょうか(まあ、この状態でしたら間違いなく成功しますね・・・)。

 

個人的には今後、フリーランスの働き方は日本の社会においても、

さらに促進されるような気がするので、

乃木坂のメンバーが展開しているキャリア戦略は他人事ではないと思っています。

 

まさしく日本の多くの社会人にも適用・応用ができるものだと思います。

↓ ブログ村ランキングに参加しています。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 残りの人生へ
にほんブログ村

【人生】村上春樹の“スプートニクの恋人”から読み解く人間の孤独

f:id:lifedesignfreak:20190911231301j:plain

私は村上春樹のスプートニクの恋人を大学時代にはじまり何度も何度も読んできました。

とても大好きな作品です。

この小説のテーマを一言で表すと、「孤独」だと私は考えています。

 

講談社によれば、文庫の後ろに書いてあるあらすじを読むと、“この世のものとは思えないラブ・ストーリー!!”とご丁寧に感嘆符を二つつけて大きく宣伝していますが、私からしたらこれは全く見当はずれなものです。

 

ただ講談社側からすれば少しでも売り上げを伸ばすために、このような一般受けしそうなあらすじをあえて書いているかもしれないので、ここでは特に言及はしません。

 

ではなぜこの小説のメインテーマが「孤独」であるのかをこれから読み解いていきたいと思います。

※以下、村上春樹さんのスプートニクの恋人より文章を引用しています

 

 

スプートニクとは何か?

まずこの小説のタイトルを見て欲しいと思います。

そうスプートニクの恋人です。

 

村上春樹の小説というのは長編であれ短編であれ、その物語の中に登場する例えば人物や人名、表現の中にものすごく“意味合い”を含ませていることが多いと感じます。

そしてこのスプートニクの恋人という小説も例外ではないです。

 

小説をめくって、いきなり物語の前にわざわざ“スプートニク”とは何か、ということについて解説してくれているのです。

 

これは村上春樹が意図するものをここで、

わざと暗示させているのではないかと思います。

 

つまり“スプートニク”とは何かを読み解くことが、この小説を理解するにあたって重要であるということは明らかです。

 

では“スプートニク”とはどういう意味なのでしょうか?

まず小説冒頭に書かれているものを引用すると、一般的な意味での“スプートニク”とは

 

1957年10月4日、ソヴィエト連邦はカザフ共和国にあるバイコヌール宇宙基地から世界初の人工衛星スプートニク1号を打ち上げた。直径58センチ、重さ83.6kg、地球を96分12秒で一周した。

翌月3日にはライカ犬を乗せたスプートニク2号の打ち上げにも成功。宇宙空間に出た最初の動物となるが、衛星は回収されず、宇宙における生物研究の犠牲となった。

 

と書いてあります。

 

次に言語的な意味においての“スプートニク”とはどういう意味かというと、本文のP.151におけるぼくとミュウの会話シーンでミュウは次のように発言しています。

 

ねえ、あなたはスプートニクというのがロシア語で何を意味するか知っている?それは英語でtraveling companionという意味なのよ。『旅の連れ』。

 

そして、この物語における“スプートニク”の意味について考えたいと思います。

P.98~99のぼくとすみれの会話には次のように記されています。

 

「(前略)ときどきとても心細くなるの。枠組みがいっぺんに取り払われてしまったような頼りなさ。引力の絆もなく、真っ暗な宇宙空間の空間をひとりぼっちでながされているような気持。自分がどこに向かっているのかさえわからない」

「迷子になったスプートニクみたいに?」

「そうかもしれない」(以下略)

 

続いてP.179のミュウがすみれを拒絶した時の以下の文章を見ていただきたいです。

 

「(前略)わたしにはそのときに理解できたの。わたしたちは素敵な旅の連れであったけれど、結局はそれぞれの軌道を描く孤独な金属の塊に過ぎなかったんだって。遠くから見ると、それは流星のように美しく見える。でも実際のわたしたちは、ひとりずつそこに閉じ込められたまま、どこに行くこともできない囚人のようなものに過ぎない。ふたつの衛星の軌道がたまたまかさなりあうとき、わたしたちはこうして顔を合わせる。あるいは心を触れ合わせることもできるかもしれない。でもそれは束の間のこと。次の瞬間にはわたしたちはまた絶対の孤独のなかにいる。いつか燃え尽きてゼロになってしまうまでね」

 

この文章では“スプートニク”という単語は出てきませんが、明らかに自分たちを言語的な意味での“スプートニク”である“旅の連れ”という言葉を用いて表し、私たちは“スプートニク”であると述べると同時に“スプートニク”とは「孤独」を意味するものとして解説しています。

 

おそらく、ここの文章は村上春樹が強く主張したい部分であると私は考えています。

それは先ほども言ったように“スプートニク”という単語が極めて重要な意味を持っていること、そして実はもう一つ決定的な証拠があるのです。

 

孤独とは人間の普遍的な性質

すみれが失踪した後、自分自身について見つめなおしているぼくが自問自答を繰り返すところの中からP.272~273の以下の文章を見ていただきたいと思います。

 

どうしてみんなこれほどまで孤独にならなくてはならないのだろう。ぼくはそう思った。どうしてそんなに孤独になる必要があるのだ。これだけ多くの人々がこの世界に生きていて、それぞれに他者の中になにかを求めあっていて、なのになぜ我々はここまで孤絶しなくてはならないのだ。何のために?この惑星は人々の寂寥を滋養として回転をつづけているのか。

ぼくはその平らな岩の上に仰向けになって空を見上げ、今も地球の軌道をまわりつづけているはずの多くの人工衛星のことを考えた。(中略)ぼくは眼を閉じ、耳を澄ませ、地球の引力を唯ひとつの絆として天空を通過しつづけているスプートニクの末裔たちのことを思った。彼らは孤独な金属な塊として、さえぎるものもない宇宙の暗黒の中でふとめぐり会い、すれ違い、そして永遠に別れていくのだ。かわす言葉もなく、結ぶ約束もなく。

 

ここで“みんな”という言葉を用いることで、「孤独」とは人間の普遍的な性質であると村上春樹は主張していると捉えることができます。

そしてここでの“スプートニクの末裔”とは、我々のことを言っているのは自明でしょう。

 

以上の解釈を元に私が思う村上春樹の孤独論をここで展開させて頂きます。

 

村上春樹の孤独論

我々はある他者に対しては何かを求めているのも関わらず、

ある他者に対しては非常に無関心であり他者の痛みも考えずにいて、

お互いがお互いを同じ様に求めている事は稀である。

 

故に我々は孤独にならざるを得ない。

 

これが村上春樹の孤独論の肝でしょう。

他人に対する無関心さ、ということに関してこの折に少しふれておきましょう。

この物語には多くの自分にしか関心のないエゴイストが登場します。

例えばぼく。

 

ぼくは相手の家庭環境、特に教え子でもある息子のことを気にも留めずに何食わぬ顔で、その母親と不倫をしていました。

 

この物語の終盤でその教え子である“にんじん”が万引きをして捕まるというシーンがありますが、この事件を起こすきっかけを作ったのは実は“ぼく”にあるのではないかと私は考えています。

 

どういうことかと言うと、にんじんは万引きを繰り返していましたが、

その万引きの対象はなぜかずっとホッチキスでした。

なぜホッチキスなのかというのは文中では語られていないですし、

ホッチキスである必然性を理解するのは難しいでしょう。

 

がしかし逆に考えてみれば、むしろ意味がないのはおかしくないのです。

そもそもこのにんじんの万引きというのは、

ぼくと母に対する自分が何か問題を抱えているという、

ある種のサインであったのではないでしょうか。

 

だから物欲しさに万引きを繰り返していたわけではないのです。

盗むものがホッチキスであろうがなんだろうが構わないのです。

そしてこの万引き事件の最後ににんじんの母親が実は息子は不倫に気付いていたのでは、と疑うシーンがあるが私はその通りであると思います。

 

近くにいながら、なおかつ自分たちによって生まれたと思われる問題に対して無関心であったか、あるいは気付いていないふりをしていたこの二人の存在は、

現代の日本に生きる、我々に対する村上春樹の批判ではないかと思います。

 

この他人に対する無関心さあるいは気付いていないふりというのは、

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドの人間とやみくろの関係性からも見てとれるように、村上春樹が繰り返し主張していることでもあります。

 

そしてこの人に対する無関心さ、つまり孤絶することで、

我々は孤独を逆に補強しているのです。

 

再び村上春樹の孤独論に戻りましょう。

先ほどの続きで2つ目のポイントになります。

 

我々は他者を理解していると思っていても実は理解できていないこともある。

そして自分の期待あるいは理想に反する“現実”を突きつけられた時、

受け入れられずに“現実”から目を背ける。

 

現実”から逃げた我々は実現不可能であるが、自分に都合のいい“夢”の世界を妄想する。

あたかもそれが僅かには可能性があるように信じて孤独に生きているのである。

 

我々は同じ地球上で生きているのだから、

少しくらいはお互いの距離を縮められるのではないだろうか、

そう信じながら生きている。

 

 

以上が私の思う、村上春樹の孤独論とスプートニクの恋人の解説です。

 

スプートニクの恋人の感想

最後にこの本を読んでの感想を少し書きます。

私は初めてこの本を読んだ時は、

正直ここまで深い意味が込められている作品であるとは感じませんでした。

 

物語を通して謎がものすごく散りばめられているとは感じましたが、

それが何を表しているのかは理解できませんでした。

 

しかし、この本を再読した時に謎と謎が実は深いところで関連していたことがわかり、

段々とこの本に対する理解ができるようになっていきました。

そして今では偉大な作品であると思っています。

なぜなら自分自身を見つめなおす機会を与えてくれる稀有な作品だからです。

 

もちろん今回私が感じ取った孤独論も、

単なる一つの見方でしかなく、インターネットを探しても色々な捉え方があります。

それだけ色々な要素が詰まっている名作であると改めて感じました。

 

確かにエンターテイメント性では私自身も大好きである、宮部みゆきや東野圭吾などの売れっ子ミステリー作家と比べると見劣りするところがあるかもしれないです。

 

しかし、村上春樹の作品にはそういった作品とは違ったベクトルがあり、良さがあります。

また村上春樹は人間と社会を非常によく観察しているな、と感じました。

それは著作の一つである、アンダーグラウンドのあとがきを読んで更にそう感じるようになりました。

 

それに加えて小説を通して言いたいこと、これがかなり一貫性を持って感じられます。

村上春樹の主張したい事の全てが納得感のあるものではないですが、

このような、ある種の頑固な作家は現代ではあまりいないでしょう。

 

繰り返しになりますが、人間の孤独に触れているスプートニクの恋人は、

改めてハッとすることも多く、傑出した作品だと感じました。

 

 

↓ ブログ村ランキングに参加しています。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 残りの人生へ
にほんブログ村

【人生】自分の感覚≠他人の感覚という前提で生きる

 

f:id:lifedesignfreak:20190911230958j:plain

今回は動画を元にした記事です。

 

一見何の変哲もない動画です。

エレベーターホールで白いシャツを着たチームと、

黒いシャツを着たチームがバスケットボールを使い、

お互いのチーム内でパス交換をしています。

 

ただし動画を見る際に一つだけルールがあります。

白いシャツを着たチームのパスを交換した回数を数えて下さい。

黒いシャツを着たチームの回数はカウントする必要はありません。

白いシャツのチームだけです。

 

動画を見る際のルールはこれだけです。

それでは早速動画を見て下さい。見落とさないように全神経を使って集中しましょう!

 


selective attention test

 

 

※※ここから下は動画を見た後に読んで下さい※※

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

そうです、ボールの数を数えられたかが重要だったわけではないのです。

 

実はこの動画は1999年にハーバード大学で実験された、

人間の認知に関するものなのです。

行動経済学でも度々引用されている有名なものです。

 

実際のテスト結果はどうだったかと言うと、

実に述べ数千人がこのテストを受けたそうですが、

その約半数がこの動画を見ても、何の異常に気づかなかったそうです。

 

ちなみに“白いシャツを着たチームのパス回数を数える”、

ということを指示しないで実験をした結果、全員見落とさずに気がついたそうです。

 

つまりこの実験から言えることは、人間の意識は何かに集中していると、

普通気づくようなものであっても、気づかなくなってしまうということです。

 

白いシャツを着たチームのパス回数を数えることに、

意識を集中したがために見落としてしまった人が、数多くいたということになります。

 

またこの実験の結果を見た被験者たちは、

大いに驚いたそうで、見落としてしまった被験者の中には、

「そんなもの(ゴリラ)はいなかった」とさえ答えたようです。

 

あまりにも自分の認識や感覚を信じすぎてしまい、

ある意味、自信過剰のような状態になってしまっています。

 

そしてまた、人が物事を認知して気づくためには、

ある程度の注意力・観察力が必要だということもわかります。

 

この動画を見て最も興味深いと感じるのは、

『目にした、あるいはしたと思われる情報について、人間は全てを同じように認知しているわけではない』

ということです。

 

つまり、ある情報を不特定多数が見た際には、

その人それぞれにおける状況下がとても重要だということです。

 

例えばお腹が空いている人が牛丼を見たら、

“美味しそう、食べたい”と思うかもしれませんが、

逆にお腹いっぱいの人が見たら、“見るだけでお腹がいっぱい、食べたくない”と、

思う方もいるでしょう。

同じ物事を見ていても、人によって感じ方が違うということです。

 

これはあらゆる物事に通ずる認識だと思います。

また現代におけるダイバーシティへの考え方へのズレ、

Twitterをはじめとする、アルバイトの炎上事件についても繋がる部分があると思います。

 

大切なことは、“~は〇〇だ”、“〇〇だからあいつは~だ”のようには思い込まずに、

一歩自分を外に置いて、客観的に見る視点を設けること、

これこそが教訓だと思います。

 

人は自分の考えや想い、それが全てだと思っているわけではないですが、

どうしても自分は正しいと思い込んで視野は狭くなりがちです。

 

“どうしてそう思うのか”“なぜ自分と考え方が違うのか”

これこそ相手を理解する一歩でしょうし、自身の物事への捉え方が多様になります。

結果的に人生を楽しく生きるための秘訣にもなるような気がします。

 

哲学的な考え方にもなりますが、あらゆる物事を疑ってみることを実践していくことで、

自分の知的な感覚が広がっていくかもしれません。

今風に言うとメタ認知も近いところがあるような気がします。

 

↓ ブログ村ランキングに参加しています。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 残りの人生へ
にほんブログ村

【自己成長】三日坊主にならない、たった3つの習慣作りの方法

f:id:lifedesignfreak:20190911230456j:plain

 

健康維持、勉強等々、人生で重要なことは、

大抵忍耐や継続が求められます。

 

ところが、物事を継続していくのは大変です。

物事が続かなかった、という経験は誰にでもあるのではないでしょうか?

 

私もどうしても途中で投げ出してしまうことがあります。

そして気がつけば、何もせずに1週間経っていた、なんていうことも・・・

 

しかし取り組み方を少し変えたら、

三日坊主になる可能性が大幅に減りました

 

実体験に基づいた物事を継続するコツについて、

3つご紹介します。たった3つだけです。全く難しくないです。

 

 

①目標を立てる

まずはなぜそれに取り組むのかの理由を明確にしましょう。

例えば筋トレをするなら、何キロ痩せたいとか、クリスティアーノ・ロナウドみたいな肉体になりたいとかでしょう。

 

また勉強なら志望校に合格したいとか、資格を取りたいとか、

仕事にするために取り組むなどになると思います。

 

目標を立てたら、次にそれをいつまでにどうなれば達成とするのか、

という明確な目標に落とし込んでいきます

 

例えば3㎏痩せたいなら、それを1ヶ月でやるのか2ヶ月でやるのかを決める。

そして2ヶ月でやるなら、1ヶ月が経過している段階でどれくらい体重が落ちていないといけなのか、これを明確に目標にします。

 

その後、1ヶ月で2㎏落とすとするなら、では1週間で何㎏落とすのか、

落とすためにどんな運動をするのか、あるいは食事をするのか、1日のカロリーの摂取量はどうするのか、これらを具体的に落とし込んでいきます。

 

つまり最終的には1日単位で何をするのかというのを明確にします。

1日の量を決めておけば、自ずとノルマが見えてきますし、

それを達成すれば大丈夫という気持ちが生まれます。

 

目標を設定することで自分がどれだけやればいいかが、

具体的に認識できるようになります。

 

ただし、気をつけなければいけないのは、

達成困難なノルマを自分に課してしまうと続かないということです。

 

ポイントとして無理がない範囲で考えて、

達成できそうな見込みのある目標を立てましょう。

あるいは途中で目標を修正するのも良いと思います。 

無理をしてしまい続かないのが一番の敵です。

 

目標達成することに慣れてきたら、徐々に負荷を上げていけばいいのです。

続けることに慣れて定着していきます。

 

②毎日の記録をつける

目標を立てて実行したことについて、

何をどれくらい進めたかについて記入するだけです。

 

簡単なことですが、これをすることで毎日の積み重ねが

目に見えるので継続した証になります。

 

何かを始めてもすぐにその効果を実感することが難しいです。

成果が上がることを実感するのは、思っている以上に時間がかかります。

 

毎日の記録をつけることで、少しずつ変化している自分の変化を感じ取ることができるでしょう。

ランニングであれば走れる距離が伸びる、勉強であれば模擬試験の成績が以前よりも格段に上がる、などなど記録することにより、自身の進歩が明確になります。

 

そして、何といっても進歩を感じ取ることは、

モチベーションの維持にもつながります。

 

③定期的に振り返る

物事を継続する上で大事なことの一つです。

 

なぜ振り返る必要があるかというと、

立てている計画に無理がないか、効果が出ているのか等を把握するためです。

 

1週間程度ではさすがにわからないと思いますが、

1ヶ月、2ヶ月もすれば、無理していないか、効果が出ているか、

今後も続けていける方法なのか、などがわかります。

 

つまり振り返ることによって、自分の計画をメンテナンスしていきます。

もしかしたら始めた時から停滞したり、飽きたりしているかもしれません。

そんな時にメンテナンスができていれば、打破することができます。

 

①と②の手法に取り組んでいれば、目標と毎日の行動がどこかに記されているはずです。であれば、振り返ることはさほど大変なことではないはずです。

 

~まとめ~

勉強、ランニング、筋トレ、ダイエットなどは、

根本的にどれも取り組み方が一緒だと思います。

 

自分にできる範囲で始めて、徐々に改善していき、

自身の成長を感じながら楽しめばいいのです。

 

みなさまの楽しい人生への参考になれば嬉しいです。

 

【キャリア】私が就職活動で失敗した一番の原因

f:id:lifedesignfreak:20190911225846j:plain

 

こんにちは、進撃のクリスです。

 

今回は私の学生時代の就職活動について振り返ってみました。

 

前提として私が大学生の時は就職活動が大学3年の秋から始まる形式でした。

そして4年生の4月に一斉に内定出しがありました。

ですので、今現在の形式とは異なります。

 

正直に言うと、就職活動は失敗したと感じています。

また何となく企業選びをしていたため、完全燃焼したとは言えないような出来でした。

なぜ失敗したのか、一番の理由は自己分析ができていなかったことだと気づきました。

 

自己分析ができていなかったとはどういうことか?

自己分析ができていないということは、

 

”自分は何を大事にしているのか、大事にしてきたのか、

それを踏まえて何をしたいのか、どうなりたいのか。”

 

上記のことが把握できていない状態であったと考えています。

 

もう少し言うと非常に曖昧だった、というか思慮が浅かったように感じます。

では現実の私は学生時代にどのような背景から意思決定をしたのかについて、

説明していきます。

 

大学時代の私

私は大学時代、体育会の部活に所属していましたが、

まさにザ・体育会の雰囲気の部活でした。

 

当時、感じていたのが体育会の雰囲気の中で、

頑張ってきた、人として成長してきたという実感がありました。

なので、同じく体育会の雰囲気のある企業であれば、自分に合うのではないかと考えました。

 

また将来会社を作りたい、経営者になりたいとも思っていたため、

経営者に近いような視点が持てる仕事であることも重要視していました。

 

体育会の雰囲気+経営者に近い仕事のこの二軸で活動をしていました。

結果的に3社から内定をもらい、最も体育会の雰囲気があり、営業先が経営者が多そうな、金融機関の営業の仕事を選択しました。

 

選んだ会社は古くからある日系の大手金融機関で絵に描いたような、

昔ながらの会社でした。

結果的にはこの選択が全く自分に合っていませんでした。。。

 

つまり自己分析が足りていませんでした

大学4年生になり部活を引退して時間ができた時に、

改めて自身の価値観について振り返ってみたところ、自分は別に体育会の組織に価値を見出していたわけではなかったのです。

 

どちらかと言えば4年生で部活を運営していた時に感じていた、

自身のやりたいことを実現していく、意思決定の自由度またはしやすさを求めていることに気づきました。

 

だから大学卒業をする頃にはもしかしたら入社しても合わないかもしれないと、

考えていたわけですが、結果その予想は当たってしまうこととなりました。

 

どうすればよかったのか?

ずばり企業に応募(エントリー)する前の段階で、

自己分析が終わっている状況であればよかったと思います。

 

自己分析の手法についてはネットで検索すれば色々と出てくると思いますので、

ここでは触れません。

ただ間違いなく核になるのは、

 

”自分は何を大事にしているのか、大事にしてきたのか、

それを踏まえて何をしたいのか、どうなりたいのか。”

 

ということです。これをまずは自分で考え認識できるようになれば、

第一歩はクリアしたと言えるでしょう。

 

それから私は学生時代に全くできていませんでしたが、

インターンシップに参加するのは非常に有効だと思います。

 

OB訪問は学生時代にしていましたが、いまいち仕事のイメージが湧きませんでした。

実際に現場で働きどんな人がいるのかを身をもって実感することの方が、

圧倒的に大切だと思います。

 

最後に自分の価値観は気づきを得ながらどんどん変化していきます。

自己分析とはつまり自分の頭で考え、気づいて、価値観を地道にブラッシュアップしていく作業ではないかと思います。

 

その作業、行動ができないと私みたいに企業選びに失敗してしまいます。

以上、私の体験談をもとにした記事でお送りしました。

 

少しでも参考になっていたら嬉しいです!

 

 

↓ ブログ村ランキングに参加しています。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 残りの人生へ
にほんブログ村

【健康】5年間病気にならなかった、日々のルーティーン

f:id:lifedesignfreak:20190911225512j:plain

 

健康が大事だとわかっていても、社会人になってからは健康がないがしろになってしまうことがあると思います。

実際、私もそうでした。

 

仕事が忙しくて家に帰るのが遅かったりすると、

運動をしなかったり、ストレスから食べ過ぎてしまったりなど、

様々な健康を妨げる事象があると思います。

 

私は5年ほど前から、あることに取り組み始めて、

その後は劇的に健康状態が改善されました。

一番大きな変化は全く病気にならなくなったことです。

 

それまでは年に数回体調が悪くなることがあったのですが、

意識して改善を図ってから見事になくなりました。

 

今回は私が意識して取り組んだ、2つの事について書いていきます。

誰でもできる簡単な方法です。たったの2つです!

 

手洗い・うがいをする

何だこんな事かと思うかもしれませが、とても重要だと思います。

なぜなら体に菌を入れないための物理的な防御策だからです!

 

手洗い・うがいのポイントとしては3つ。

①帰宅した時にすぐに手洗い・うがいをする

②外食する際に飲食する前に手洗い・うがいをする

③うがいは2回以上する

 

これだけです。

 

もう少し、詳細な手洗い・うがいのやり方を知りたい!という方向けに、

以下に参考ページを載せておきます。

ただ私はここまでやっていません。

 

・参考ページ

https://benza.jp/anti-cold/easy/03.html

 

週2回60分以上、有酸素運動をする

平日+週末でも週末2回でもいいですが、

定期的に運動するという観点では1日に60分運動するよりも、

2回に分けた方が習慣として身に付きやすいと思います。

 

有酸素運動は本当に何でもいいと思います。

代表的なのはウォーキング、ジョギング、ランニングでしょうか。

私が5年前に始めた時は、ジョギングから始めましたが、

全く走ることができず、翌日にはとてつもない筋肉痛が来るようなレベルでした。

 

しかし継続していくうちに楽しさが芽生えてきて続くようになりました。

また有酸素運動は大体人と話しながら運動できる強度なので、

肉体的な負担は福ないです。

 

加えて、それなりに余裕があるので好きな音楽を聴いたり、

何か考え事をするにも向いていると思います。

 

私は音楽を聴くのが好きだったので、毎回欠かさずイヤホンをしながら走っています。

またふとした瞬間にアイディアが浮かんでくる、なんてこともありました。

 

また有酸素運動はストレス解消にもなります。

少し運動してスッキリとした経験がありませんか?

有酸素運動は肉体的にも精神的にも効果があります。

 

今回の記事はここまでです。

本当に誰でも簡単にできる2つの事ですがとても効果的です!

 

ぜひ実践してみてください!

 

↓ ブログ村ランキングに参加しています。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 残りの人生へ
にほんブログ村

【英語】留学経験なし・英語の業務経験なしで海外で働いた話とその過程

 

 

f:id:lifedesignfreak:20190911224743j:plain

 

今回は英語を勉強するまでの過程に触れたいと思います。

 

私の経歴を紹介すると、タイトル通り留学経験はなく、

大学も普通の文系卒で英語の単位は必修のみで評価はギリギリ、

社会人になってからはほぼ業務で使う事がありませんでした。

 

ただその後、私は海外で働き、外国人の部下をマネージメントしてきました。

そこに至るまでの過程について書いていきます。

 

 

私のスタート時点での英語力

大学時代に大学の授業の一環でTOEICのテストを受けた記憶があります。

その時はおそらくスコア500台だったように記憶しております。

つまり典型的な、”受験で英語はそれなりに勉強したけどそれまで”という人間です。

 

またそれ以上に会話はほとんど経験したことがなかったので、

この時点でスピーキングスキルは皆無でした。

 

英語を始めた背景

大学は体育会の部活に所属しており、

4年間ほぼ体育会の活動に力を入れていました。

正直、大学の勉強はかなりおろそかにしていました(笑)

その結果、英語を勉強した記憶がほぼありませんでした。

 

その中、英語を始めたきっかけは、ずばり部活引退後に暇だったということです。

大体秋くらいに大会が終わり、その後の半年間くらいは暇になりました。

そこでさすがに何も勉強していないのも面白くなかったので、

英語が役に立つかもと思い勉強を開始しました。

 

また大学の卒業旅行で英語圏に行く予定があったので、

それを楽しむためにも英語を勉強するかと一念発起しました。

 

勉強開始時の目標

単純に参考書を一冊終える、とかだとモチベーションが保たれないような気がしたので、私は資格試験を一つの目標として、英語の学習に取り組み始めました。

受験経験のあるTOEICと英検を目標としました。

 

具体的な数字でも目標を立てて、大学卒業までにTOEICはスコア800以上、英検は準1級を目標としました。

 

大学卒業までの結果

結果は上記で立てた目標のいずれも達成することができました。

TOEICのスコアは830前後、英検も無事合格することができました。

ただここまでほぼペーパーテストの対策をしていたに過ぎないので、

会話のレベルは海外旅行に行って楽しめる程度だったと思います。

 

実際、大学の卒業旅行ではカジノでディーラーと対戦したり、

海外の方と簡単なコミュニケーションを取ることができました。

 

大学卒業後の英語勉強について

意外とモチベーションをキープすることができて、

仕事が忙しすぎて勉強できなかった期間もありますが、

今日まで楽しみながら学習できてきたような気がします。

 

海外で外国人のマネージメントを経験したことがありますが、

それでもまだ自身の英語レベルは全然物足りなく感じています。

ネイティブレベルを目指すのは難しいと思いますが、

もっと英語で理解したい、話したいという意欲がいまだに続いています。

 

なぜモチベーションが保ち続けられるか?

最も自身の中で大きかった経験は、大学時代の卒業旅行での経験でした。

今よりもさらに拙い英語で会話をしていましたが、

外国人とコミュニケーションを取れることに感動しました。

 

これは当然の話といえば当然なのですが、

それまで日本からほぼ出たことがなく、英語で会話を試みた経験がなかった自分としては、とても衝撃的でした。

この時、私は英語を勉強してよかった、と感じました。

そして、もっと勉強しようと思いました。

 

その後、できるだけ話す機会を作ることを心掛け、

国際交流会に顔を出したり、一時期オンライン英会話にチャレンジしたり、

オンラインで英語のペンフレンドを作るなど色々なことをしてみました。

中には続かないものもあったのですが・・・(笑)

しかし、とても良い経験になりましたし、楽しみながらできたと思います。

 

私は元来飽きっぽい性格なのですが、ここまで学習が続いているのは、

興味・関心・楽しみ・喜びを感じてこれたからだと感じています。

 

世間では色々な英語学習法があふれていますが、

どうやるかも大事ですが最も大事なのは、いかに続ける仕組みを自分で作るか

もうこれが一番大事です。

 

勉強、スポーツ、ゲームなど、どれも続けないで一度止めてしまうと、

感覚や知識が失わます。

同じような経験をされた方もいらっしゃると思います。

 

だから勉強法に正解はなく、純粋に取り組むことに喜びを感じられる方法が、

まさに自分に適した方法でしょう。

 

まとまりがなくて恐縮ですが、今回の記事ではひとまず英語学習の過程について書いてきました。

各論については改めて記事を書きたいと思います。

 

それでは!

↓ ブログ村ランキングに参加しています。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 残りの人生へ
にほんブログ村

【ダイエット】私がカロリー制限中によく摂取していた5つの物

f:id:lifedesignfreak:20190911224106j:plain

 

私が減量していた1ヶ月の間に食べていた物を公開します。

正直言って、食べる物はそこまで気にしないようにしていました。

 

というのも食べる物を気にし始めると、ストレスが大きかったため、

カロリー制限を第一において、食べる物は少々気にする程度にとどめておきました。

 

具体的には1日のターゲット取得カロリーは1600~1800カロリーです(これも結構アバウトですが)。

この数字は自分の基礎代謝がおおよそ1500~1600カロリー程度のため、

1日運動で400~500カロリーを消費すれば、1ヶ月で2㎏落とせるのではないか、

という計算でした。

 

運動以外にも生活で歩いたりすることで消費するカロリーがあると踏んでいたため、

脂肪2㎏を落とすのに必要な約14000カロリーをこれで達成できるのではないかと考えました。

というわけで、糖質・脂肪の量はそこまで気にしていません。

 

ではここから私が1ヶ月の間に、お世話になった物を紹介します。

 

 

①プロテイン

■特徴

・カロリー:120

・タンパク質:25g

 

もはや説明不要の低カロリー高タンパク質の代表格です。

主に朝食でプロテインを摂取していました。

逆にプロテイン以外は、1ヶ月の間は摂取していませんでした。

 

②サラダパスタ

■特徴

・カロリー:500~600

・健康的な気分になれる

 

こちらは主に昼に食べていました。

私はお気に入りの店では5~6種類くらい、サラダパスタがありましたので、

飽きずにローテーションすることができました。

 

ルーティーンで続けていくには飽きないことも大事なので、

何種類かで回すのがおすすめです。

 

③フルーツジュース

■特徴

・カロリー:200~300くらい?

・とにかく美味しい

 

フルーツジュースは主に昼~夜の間食で飲んでいました。

フルーツジュースと言っても、コンビニ等で置いている物ではなく、

お店でミキサーにかけたものを飲んでいました。

 

私が好んで飲んでいたのは、バナナとミルクがが入っているバナナシェイク系の飲み物です。

こちらのお店もサラダパスタの店と同様で、リンゴ系の味など複数ありましたので、

飽きずにローテーションしていました。

 

④コーヒー

■特徴

・脂肪燃焼に効果的?

・運動の時のパワーになる

 

コーヒーの効果は巷で色々な噂があります。

特にダイエッターの中で有名なのが、脂肪燃焼に効果があるという話でしょう。

 

ただこれには諸説あるようで、今も何が脂肪燃焼に効果があるのか、

はっきりとしていないという研究発表もあるようです。

直近では以下の記事が日経新聞に掲載されていました。

 

★コーヒー1杯で減量効果も 英研究、脂肪燃焼を活発に

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47352510U9A710C1CR8000/

 

⑤ハンバーガー

■特徴

・ジャンキーな味が堪らない方へ

・ストレス解消に

 

すみません、最後に全くダイエットフードではないです(笑)

1週間に1回は好きな物を食べるようにしていたので、私はハンバーガーをよく食べていました。

 

ただ暴飲暴食にならないようにと、カロリー計算はしていました。

有名なチェーン店であれば、ほぼ確実にカロリー計算表があります。

それを元に注文していました。

基本的にはバーガー1つとナゲットで700カロリーくらいをターゲットにしていました。

 

★マクドナルド成分表

http://www.mcdonalds.co.jp/quality/allergy_Nutrition/nutrient2.php?id=1

★バーガーキング成分表

https://www.burgerkingjapan.co.jp/menu/pdf/calorie_allergen.pdf

 

以上となります。

実践してみて感じたのは、しっかりとカロリー計算して、かつストレスが溜まらないようにし、ルーティーンが続くようにすることが大事だということです。

 

極端な糖質制限ダイエットなどもありますが、中長期的に実践していくことを心掛けてやることが最も成果が出やすいと思います。

私もこれからもトライ&エラーで実践していきます!

 

↓ ブログ村ランキングに参加しています。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 残りの人生へ
にほんブログ村

3週間でウエスト-4cmした話とダイエットで重要な2つのこと

f:id:lifedesignfreak:20190707003527j:plain

 

今回は3週間でウエスト-4cmした過程と気づいたことについてまとめていきます。

 

 

背景

実は2ヶ月後にトレイルでかつフルマラソンの大会に出場する予定があります。

減量を開始した先月6月半ばでも太っているという体形ではありませんでしたが、

過去のマラソン大会に出場した経験から、もっと体重を落とす必要性を感じていました。

 

現状と目標

ダイエットを開始した時は約66㎏程度でした。

ちなみに私の身長は176㎝で、ウエストは78㎝程度ありました。

中肉中背で太っているわけでもなく、痩せているわけでもない感じです。

 

私はそこまで筋肉質ではないですが、大学時代は運動部に所属しており、

社会人になってからも定期的に運動はしていました。

ただあまり体重を落とす意識はここ数年持っておらず、食べるものも気にしない、

という状況でした。

 

目標はダイエットにあるまじきかもしれませんが、腹筋の6パックが見えるくらいという、数字ではなく見た目にコミットして開始しました。

 

結果

ウエストは74㎝まで落ちました!体重は実は家に体重計がなくわかりません・・・(笑)

腹筋は6パックが見え始めてきた段階まで来ました。バキバキには全然なってないです。普通に脂肪も乗っています。

 

体重は計ってはいないものの明らかに軽くなったような感覚があります。

それは特にランニングしている時に感じます。

最もランニング大会で結果が出た時は61㎏でしたが、そこまでは軽くなっていないと思います。

 

ウエスト以外は計らないという、かなりアバウトな感じですが、

まあ特定の数値を気にしているので、これはこれで問題ないかと思います!

 

どのように体を絞ったか?

ここからはポイントを説明していきます。

 

■超重要:摂取するカロリーと消費するカロリーを決める!

もう散々語りつくされており、今更私が言うものでもないですが、

とにかく1日の消費カロリー>1日の摂取カロリーになれば確実に痩せます。

 

つまりこれを計算して設定すれば、絶対に痩せることができます。

ちまたで色々なダイエット方法がありますが、

結局は計算することが一番重要!これに尽きます。

ちなみに私はビリーズブートキャンプが好きでした。

 

では計算する方法ですが、以下の4ステップを行なえばOKです。

 

・基礎代謝を計算する

・1日の摂取するカロリーを決める

・1日の消費するカロリーを決める

・1日の食べ物のカロリーを計算する

 

まず基礎代謝の計算は下記のサイトでしました。

 

・基礎代謝計算

keisan.casio.jp

 

私は1646kカロリー程度でした。

次に摂取するカロリーですが、私は1600~1800kカロリーに設定しました。

 

そして消費するカロリーですが、これは運動で減らすカロリーという意味です。

私は500kカロリーに設定しました。

これは大体ランニングで7㎞程度の距離に相当するカロリーです。

 

この数字に設定した理由ですが、大体脂肪1㎏あたりを落とすのに、

7000~7400kカロリーの消費が必要だと言われています。

なのでこの生活を続ければ1ヶ月で2㎏の脂肪を落とすことが可能です。

2㎏くらい落ちれば、いい感じに仕上がるかなあと、この数字にしました。

 

・運動の消費カロリー計算

motivated.jp

 

・食べ物のカロリー計算

www.asken.jp

 

上記のようなサイトを駆使しながら、目標設定を行いました。

このカロリー計算の過程を行なえば絶対に痩せます。

 

■重要事項:モチベーションを保つこと

一念発起してダイエットを開始したものの、続かずに途中で心が折れてしまうことがあると思います。

私も太りやすい体質ではあるので、過去に何度かそのような状況に陥ってきました。

 

過去の失敗の分析をしたところ、以下の3点に大体集約されました。

 

・なぜダイエットをするのかという動機がない

・具体的な目標がない

・無理に短期間でダイエットを試みてしまう

 

上2つに関しては、そこまで難しくないと思いますが、

あまりに短期に根を詰めてダイエットを試みると非常に苦しいです。

 

基本的に食事をある程度制限して、毎日決まった運動をしないといけないというストレスが確実にあります。

プロのアスリートであれば、これに耐えられると思いますが、

ほとんどの人がサラリーマンだと思います。

生業にしている人でなければ、ダイエットの負荷が強すぎると心が折れます。

 

ではモチベーションはどのように保てばいいのか?

人それぞれですが、私はカロリーが計算できていれば、

ある程度好きなものを食べる、1週間に1回はダイエットの敵の甘い食べ物もOKにする、という独自のルールを設定していました。

 

これは何でもいいと思います!

要はダイエットのストレスが解消されることであれば、

買い物に行く、映画を観に行くでも何でもいいと思います。

 

私はジャンクフードや甘い飲み物などが割と好きなので、

それらを摂取してもOKというルールを作ることでストレスを解消することに成功しました。

 

終わりに

以上が今回のダイエットで気づいたことです。

まだ私のダイエットも終わったわけではありません。

マラソン大会に向けて、まだまだ絞らないといけないと思います。

 

今回ご紹介しきれなかったことを今後の記事でも記載していきます。

少しでも参考になっていたら幸いです。

 

それでは健康的な日々をお過ごしください!

 

【はじめに】当ブログについてと自己紹介

f:id:lifedesignfreak:20190630103402j:plain

はじめに

はじめまして。

閲覧いただき誠にありがとうございます。

進撃のクリスと申します。

 

このブログは、人生を楽しく生きるために健康キャリア英語、ITの話題を主に情報を発信していくブログです。

 

痩せたい・健康的に生きたいと思っている方、

キャリアに思い悩んでいる方、英語が苦手だけど上達したい方、

ITについて素人だけどITを知りたい方に対して、

何か少しでも勇気づけることができ、参考になることがあればと思い始めました。

 

私は新卒で入社した会社をわずか数ヶ月で退職いたしました。

その際には周囲から色々な事を言われましたし、

転職活動も新卒時代には感じたことがない厳しさを感じました。

 

また私は割と簡単に太ってしまうことも悩みの一つで、

どのように痩せればいいかを考えないといけない時期がありました。

 

英語を使って仕事をしたい、人生において見聞を広げていきたい、

そんな思いで英語を勉強してきました。

 

そしてITは全く分からないけれども、興味を持って勉強し始めて、

今では好きになってきました。

 

自分が見てきたこと、感じてきたことを共有できればと思い、

このブログを書いています。

 

周りの方のサポートもあり、現在では好きな仕事を見つけることができていますし、

思うようなキャリアを築くことができ始めているとも感じています。

海外で働きたいという想いも叶い、海外で就業した経験もあります。

 

一度失敗したとしても、諦めずにも何かを目指し、

頑張っていたり努力したりすれば、思い描く人生を目指すことができると今では感じています。

 

転職も複数回経験しておりますし、仕事で人材サービスにも携わったことがあります。

転職したい人の立場、採用する側の立場の双方の知見がありますので、

健康・英語・ITなどに加えて、人生に有益な情報をこのブログでお届けできればと考えています。

 

人生100年時代の生き方について書いていきます。

まとまりがなく恐縮ですが、少しでも何かの参考になれば嬉しいです!

 

以下、プロフィールです。

よろしければお読みください。

 

+プロフィール+

■出身地

関東圏

 

■趣味

・テレビゲーム

・音楽、映画鑑賞

・スポーツ

 

■学歴

MARCHより下の文系

 

■職歴

・新卒で金融機関に就職。すぐに退職

・その後、人材サービス業界に転職

・海外で就業した経験あり

 

■家族

あり。既婚

 

■年齢

30代

 

↓ ブログ村ランキングに参加しています。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 残りの人生へ
にほんブログ村