ロードバイクで山手線を一周してみた
私が運動と東京観光にハマったきっかけが5年ほど前に山手線の駅を、
ロードバイクで一周した時でした。
実はその後、ランニングでも何度か山手線を一周するくらいに、
山手線沿線の駅の魅力に取りつかれました。
その時の写真を眺めていたら懐かしくなると同時に、
初めて山手線を一周した時の振り返りをしてみようと思い、この記事を書きました!
山手線一周をはじめるまでの話
山手線を一周した時は、ちょうどロードバイクを購入したての時でした。
ロードバイクを買う時に山手線を一周しようとは考えていなかったのですが、
東京の近辺をロードバイクで走っていたら唐突に考えついて、やってみるかと軽い気持ちでやることを決めました!
チャレンジしてみたいと思った理由として、生まれてから首都圏に長く住んでいるものの、山手線の周りがどのようになっているかをよく知らないことに気づきました。
そして考えていくうちに、『山手線の駅周辺ってどうなっているんだろう?』と段々と興味が湧いてきました。
確かに山手線で降りたことがない駅が結構ありました。
それらの駅に足を運んでみることで、知らなかった山手線・東京を知ってみたいと思いました!
これが山手線一周にチャレンジした大きな理由です。
『じゃあ、山手線一周ってどれくらいの距離なの?』と、気になったので一周する前に調べてみました。
結果、約35kmということが判明し、これなら全然楽勝!と思いました。
それ以前に東京の市街をロードバイクで30km以上走っていたので、とても自信がありました。
ただし、完走後はへとへとでしたが・・・(笑)。
その他、一周チャレンジ前に色々な方が既に先人として、ロードバイクでチャレンジしているのを見ていました。
モチベーションを上げつつ、観光したら面白そうな場所を調べつつ、楽しく計画を考えていました!
山手線一周の旅、開始
旅の出発は新大久保駅からでした。
なぜ新大久保駅スタートかと言うと、たまたま山手線の沿線を走ろうとすると、
家から新大久保駅が最も近かったという、それだけの理由です。
新大久保駅は人生で降りたことがない駅その①でした。
コリアンタウンで有名なのは知っていましたが、
特に用事があったこともないので、という感じです。
道が狭いこともあってか、想像以上に人がごった返していました。
山手線沿いに残念ながらコリアンタウンはないので、
脇道から高田馬場駅へ。
高田馬場駅は3路線が乗り込んでいます。
JR山手線だけでなく東京メトロ東西線、西武新宿線です。
高田馬場といえばJRの発車メロディーが鉄腕アトムなのと、
早稲田大学があるイメージが個人的に強いですね。
私が走った当時は高田馬場駅にはJR看板の駅名看板が見当たりませんでした・・・。
一応、写真の看板の下にJRのチケット売り場がありました。
※というわけで写真は割愛です
細い道を通りつつ目白駅方面へ。
目白駅といえば学習院大学のイメージが強かったですが、こんな素敵な場所があります。
高田馬場駅から目白駅にたどり着く手前に切手博物館なるものがあります。
当時は時間的に難しいと思ったので諦めましたが、機会あれば行ってみたいと思い未だに行けてません(笑)
そして目白駅に到着。
目白駅は洗練されている感じがしてとてもいい雰囲気でしたが、
目白駅は良い写真がなかったため写真をなくなく割愛します。。。
次は山手線で主要な駅の一つ、池袋駅です。
まずは池袋西口公園に行きました。
この日はイベントをやっていてめちゃくちゃ盛り上がっていました。
どうやら何かのアイドルが来ていたようです。
現在はさらに開発が進んでいて、池袋西口公園も大きく変わるようですね。
ドラマのIWGPで知ってはいましたが、この時に池袋西口公園には初めて行ったと思います。
普段良く行くのは東口方面ばかりでした。
池袋駅から大塚駅の間にある橋から、結構いい景色の場所があります。
少し遠いですが、真ん中にスカイツリーが見え、両方向からちょうど電車が揃った時の写真です。
降りたことがない駅その②の大塚駅に到着。当時は駅の工事を行っているようでした。
今は工事も終わり、駅前は非常に綺麗になっています。
大塚駅のラーメン屋で一杯すすりましたが、このお店の担々麺がすごく美味しかったです!大塚駅の近くに住んでいる方は、一度行ってみるといいかもしれません。
ミシュランの東京ガイドでも星一つを獲得されています。
【創作麺工房 鳴龍】というお店です。
http://www12.plala.or.jp/nakiryu/
続いては巣鴨。
時間帯が昼過ぎということもあってか、人が結構多かったです。
巣鴨といえばおじいちゃん、おばあちゃんの街の印象がありましたが、
色んな年齢層がいるように思いました。
有名な地蔵通り商店街は立ち寄らず、駒込駅方面へ。
途中六義園なる庭園に立ち寄りました。江戸時代に徳川綱吉が重用していた、
柳沢吉保が作った庭園だそうです。
この庭園は入場料が一般で300円かかりますが、
ぜひ行ってみて欲しいスポットです!
この時の山手線一周で一番の発見と言ってもいいくらい、圧倒的な景観でした。
山手線は都市部のイメージが強いので、
なおさら六義園の雄大な雰囲気がとても印象的でした。
そして降りたことがない駅③の駒込駅到着。
駒込駅は凄くこじんまりとしていました。
続いて降りたことがない駅その④田端駅へ。
南口まで向かいました。
なぜわざわざ南口に行ったかというと、
実は当時インターネット検索をしたら、田端駅の南口がすごいと聞いたからです。
実際の写真がこちら。
確かにこれは山手線の駅と言われたら少し信じがたいですね。
まず立地が北口からだと結構すごい場所にあります。
北口は普通の平面にありますが、
南口は階段を登ってさらに上に少し進んだ、
丘の上にあるようなイメージです。
なので普通の駅だと割りと反対口は、
そのまま道をなぞれば辿れるケースが多いですが、田端駅ではそれは不可能です。
丘の上まで登らなければ辿りつけないのです。
今年公開された、新海誠監督の映画の天気の子では、
この田端駅の改札がフィーチャーされていました。
今はロケ地巡り等で、もう少しにぎわっているかもしれません。
貴重な駅改札を見た後に、
降りたことがない駅その⑤西日暮里駅へ到着。
その後降りたことがない駅その⑥日暮里駅に到着。
ここで苦戦したのが、なんとJRの看板がついている駅看板が全く見当たらないことでした。
京成線の看板は見つかるものの、中々JRの看板がありそうでないのです。
何十分かけてようやく見つけたと思ったら、階段のところにありました。
もしかしたら他にもっとわかりやすいところが、あったかもしれませんがこれでよしとして、続いて降りたことがない駅⑦鶯谷駅に到着。
鶯谷駅は丘の上にあり、イメージとして東京の駅っぽくないですね。
スケール感も小さく、山手線で一番利用者が少ないらしいです。
そして次は上野駅へ。
ここからは全て一回は降りたことがある駅になります。
上野駅は動物園を始め、美術館やアメ横などがあるので、すごく人が多かったですね。
そして上野駅からすぐ近くの御徒町駅に到着。
間髪いれずに次の秋葉原駅へ。
秋葉原も人がすごく多かったです。
さすが日本のカルチャーの一端を担っているだけはあるなと、改めてパワーを感じた記憶があります。
続いて神田駅。この辺りはほとんど人がいませんでした。
なので、非常に自転車も漕ぎやすかったです。休日だから少なかったのでしょうか。
お待たせしました東京駅です!
ただし丸の内側はよく行くので、八重洲側の写真です。
東京駅もJRの看板を発見することができず、
諦めました。東京駅はありそうな気がするのですが・・・
ちょうど夕焼けが差し始める頃に到着です。
次の駅は有楽町駅。有楽町も軽く通過しました。
そして有楽町駅からサラリーマンの街、新橋駅へ。
有名ななんたら広場もありましたが、ここもさくっと通過しました。
新橋駅から浜松町駅の間に謎の公園を発見しました。
道路を走っていたらなんか彫刻みたいなものが見えるぞ!
と気になってぶらり途中下車をしてみたらなんと、イタリア公園という名の公園でした。
ミロのヴィーナスなど、有名な彫刻を模したものが多数ありました。
イタリア公園から浜松町駅に到着。
浜松町駅はポケモンセンターがあるイメージが強かったですが、
その年の12月に浜松町のポケモンセンターは閉まり、池袋に移りました。
続いて田町ハイレーンで有名な田町駅へ。
田町駅周辺に港区発の貝塚があると調べていたので、
言ってみたところ少し肩透かしをくらいました。
実は三田台公園という敷地内にそれらしきものがあったのですが、
正直言って期待からは外れていました。
公園なのに人が誰もおらず、ちょっと寂しい公園でした。
いよいよ日が落ちそうだという時に、品川駅に到着です。
品川も人が多いこと多いこと。さすが空港に接続しているのと、
JRの各路線が入り組んでいるので、それだけ利用客も多いことでしょう。
正直な話、この辺りから疲労が出始めてきて、割りとするっと駅を通過し始めました。
それと多分降りたことが多くある駅がほとんどなので、それも影響しているかと思います。
次は大崎駅です。この辺りはタワーマンションがやたら多いですね。
ここもまともな看板を発見することなく通過しました。
大崎駅を抜けた後は五反田駅へ。
ちょうど駅前に中島みゆきの糸を歌っている、バンドマンの路上ライブが行われていました。
そんな五反田駅から目黒駅へ。目黒駅は本当にさらっと通過して次の恵比寿駅へ。
反射しまくりで恵比寿駅か怪しいですが、一応恵比寿駅です。
続いて若者の街、渋谷駅へ。
こちらも見づらいですが、右側に渋谷駅の看板があります。
モヤイ像のある西口側です。
続いて竹下通りで有名な原宿駅へ。
店に寄る気力もないのでここもさらりと通過しました。
原宿駅を抜けて代々木駅へ。
もうすぐゴールだと終わりを意識し始めて通過。
そしてゴールの新宿駅です!
それでは走った距離はどれくらいだったのでしょうか?
なんと50kmを超えていました!
事前に調べていた35kmが電車の距離だということは、
わかっていたものの予想以上に開きがありました。
ただ途中庭園を散歩したり、寄り道したり、日暮里駅で看板を探したりなど、
さまよっていたものも含んでいるので、実際は40km後半くらいが実際の山手線一週の距離でしょうか。
あくまでも地上で移動した場合に限りますが。
初めて山手線一周してみて分かったこと
①北側の駅でほとんど降りたことがない
特に駒込~鶯谷間は一度も降りたことがないという、
いかに北側のエリアに行ったことがないかということがわかりました。
②初心者には1週は結構大変
当時、ロードバイクを買いたてだった私ですが、1週は予想以上にきつかったです。
結構きたかなあと思ったらまだ全然半分の駅も通過しておらず、
疲労感とメンタルがきつかったです。
③知らなかった東京に気づけた
これが一番得られたこと!
目的にしていたことが達成できたので、これがゴールした達成感とともに本当に嬉しかったです!
しつこいですが、特に六義園は東京に住んでいる方も、そうでない方も行ったら楽しめると思います。雰囲気が抜群にいいです。
そして駅と駅との真ん中をはじめ、最寄駅から結構な距離を歩かないとたどり着けない場所にも相当数、訪れることができました。
普通に生活しているだけでは気づかない場所を多く発見できたのも、とても楽しかったです。
最後に一言、
山手線一周するのは楽しいけど本当に疲れる!
本記事が少しでも参考になりましたら、↓より読者登録をお待ちしております。大変励みになります!