失敗・挫折・後悔が人を成長させる【浪人・大学入学編】
前回までの記事で中学・高校時代の失敗・挫折・後悔の話を書きました。
今回は浪人以降、そして大学入学までの話を書いていきます。
lifedesignfreak.hatenablog.com
■浪人・大学入学までの話
見事、大学受験全敗に終わった私は、その年の4月から見事に浪人生となりました。
ただし、前回も書いたように大学にどうしても入学して頑張った結果の浪人生ではなく、どちらかと言えば消極的な浪人生です。
なぜ大学に行かねばならないのだろう?と疑問に思ってから勉強する意味が分からなくなり、勉強をしなくなりました。
当然ながら、浪人生になってからも勉強に手がつかず、実家で何となく過ごす日が続きました。
当時、私が浪人していた年はオリンピックが開催されている年で、夏はほとんどの競技を勉強せずに見ていたような記憶があります。
それとテレビゲームなどをして時間が経過していました。
時間を潰していたという表現の方が的確かもしれません。特に他にやることもなく、勉強からも逃げていたので、本当に暇でした。
現役時代の高校生の時から予備校に通っていなかったので、浪人してからも予備校に通うことはなく、強制的に勉強する仕組みもありませんでした。
そんな状況が変わり始めたのが、9月ごろだったかと思います。
大学に行くことへの意味や理由が少しずつ見えてきました。
せっかく大学に通えるチャンスがあるのだから、まずは頑張って行ってみるかという感覚が芽生えてきました。全然何かやりたいことが見つかったとか、そんな高尚なものはありませんでした。
取り敢えず行ってみないとわからないだろう、という風に感じた結果でした。
その後、いわゆる宅浪として自宅での勉強を始めました。
大学受験までに一つだけ致命的なミスを犯したことを今でも覚えています。
それはセンター試験の申し込みを忘れる、という大失態でした。
今でこそ笑い話になりますが、自分の取り組みの甘さを痛感するエピソードの一つです。勉強に打ち込めていたかと言えば明らかにノーでしょう。
結果的に5校くらい受験したような記憶がありますが、ドラマや映画のように大逆転で一流校に合格することは全くありませんでした。
私大の三流大学という表現がピッタリと当てはまるところに合格し、私の大学受験は終えました。結局、特に悔しいとか感じることもなく私の大学受験は終わりました。
勉強することは最終的に好きになりませんでしたが、大学に入学するまでに一つだけ過去の後悔から変わった考えがありました。
それは何でも良いから4年間頑張ること、打ち込めるものを見つけること、という目標ができてきました。
高校卒業の時に感じた、6年間部活動に打ち込んできた友人の輝いている姿が、やはり忘れられなかったので、私は体育会の部活動に所属して4年間頑張ろうと入学前に決めていました。
そして大学に入学して新歓シーズンが始まり、部活を探し始めました。
結果、私は大学でも始められるマイナーなマリンスポーツを選択しました。
中学高校までの部活ではほとんど見当たらないスポーツで、大学から始めるにはちょうどいいと思い選択しました。
それに実家が割と海に近いエリアでしたので親しみもありました。
こうして私の大学生活は始まりました。順調な滑り出しといきたいところですが、この部活動がこれまでに経験したことのないくらい辛い経験になることを、この時は知る由もありませんでした。。。
■今になって思うこと
大学に行きたいけど金銭的な理由、家庭的な理由で行けないというわけではなく、私は大学に行けるチャンスがありながら放棄していました。
ある意味、環境的には私は恵まれていたわけですが、逆に恵まれていたからこそ、自分で選択をしないといけない時によくわからなくなってしまいました。
きっと、恵まれているからこそ、問題を抱えていることもあるのだろうと思います。
よくよく考えると中学・高校の一貫校に通っていましたが、中学受験をしたのも自分の意志ではなく、親や周りの雰囲気に流されていたような気がします。
決まったレールで6年間生きてきた結果が、勉学に打ち込めなかったことに繋がっていると思います。
ただ、その自分で意思決定しないことを大学に入学した時点で変えられて、部活動に入るという決定を自分自身で出来たことは一つの成長だったと思います。
ようやく何か頑張ることをし始めたのです。
次回からは大学編となります!
本記事が少しでも参考になりましたら、↓より読者登録をお待ちしております。大変励みになります!