他人と比較する無限ループから脱出するべき
私は10代後半から20代の前半くらいまで、よく他人と自分の比較をして一喜一憂していた時期がありました。
あの人よりは自分は上回っている、逆に落ちこぼれていると。
しかし、ある時から他人と比較して一喜一憂しなくなりました。
無駄に他人と比較するとはどういうことか、今回はそれを記事にまとめました。
私は他人と比較すること自体に意味がない、ということを言いたいわけではありません。比較する行為自体はとても大事なことだと思います。
私がここで言いたいのは、比較し続けて一喜一憂するという、もったいない行動についてです。ハッキリ言って精神をすり減らすだけで、意味がない行為のことです。
では具体的に見ていきます。
10代20代でありがちな他人と比較するポイント
・スポーツの能力
・大学(学歴)
・社名(給与なども含む)
スポーツの能力
私は大学時代に体育会の部活動を行なっていました。定期的に大会が行われ、順位付けがされていました。
そうすると、否が応でも自分より上手な人、下手な人がいます。私は当時、自分と他人の競技レベルを比較し続けてしまっていました。
大学
私の出身大学はお世辞を込めても、世間一般で言うところの三流大学程度です。
ところが私の通っていた高校はそれなりに進学校だったために、周りは自分より偏差値が高くブランド力のある大学に通っていました。
大学時代に飲み会を結構な頻度で開催していましたが、その時に何とも言えない劣等感がありました。
社名
これは自分が勤務している会社ということです。
そもそも大学生の就職活動をしている時から、何となく自身も社格がありそうな会社、知名度のある会社などを好んでいたような気がします。
社会人になってからも、私は全く無名のベンチャー企業で働いていたことがありました。
周りの友人は誰もが知っている一流企業に勤めている人も数多くいて、もちろん給与も私より全然良かったです。
共通項は?
これら3つの点で他人と比べてしまう時の共通項は何でしょうか。
それは、動かしようのない事実で自分と他人を比べているということです。
運動能力、学歴、会社などはそう簡単に変えられるものではありません。
ですから、そこで他人と比較して一喜一憂してもどうにもなるわけではありません。
ではなぜ他人と比較をしてしまうのでしょうか。
特に学歴や社名に関して強く思うのは、これらが重要視されるのは世間一般的に見栄えが良く、赤の他人からも評価してもらいやすいからでしょう。
だから、学歴もなく有名な会社に勤めていない人は羨むのだと思います。
でも人生や仕事を楽しむには別に絶対に必要なものではないと私は気づいています。
自分のキャリアでそれは体感してきました。
もちろん、学歴や会社のネームバリューが一切いらないとは言いません。
むしろ、学歴がある方が就職活動での選択の幅が広がると思いますし、OB会のような強力な組織もあったりします。これらは大きなメリットです。
だけども、人生楽しく生きるのにそれが全てではない、ということです。
20代前半は他人の視線を気にしすぎていましたが、気にしないようになり自分が好きなことや興味関心があることに注力できるようになりました。その結果、人とは違った面白い人生になり独特な経験、そして面白い人生を歩むことが出来ています。生活することにも全く困っていません。
中には好きなことがわからない、見つからないという方もいらっしゃるかもしれません。
でもそれはひょんなことから自分で気づいて見つかるものです。
見つけるために方法なんてものはないと思いますが、好奇心を持って行動し続けることがとても大事だと思います。
好きか嫌いかは感情ですから、実際に行動して体験したり、見て感じる以外には王道の方法はないと思います。人間関係や恋愛とも似ていると思います。
そして好きか嫌いかを見極めるには、自分自身の感覚で考えることが絶対的に大事です。他人が言う事には耳をかさないべきです。なぜなら他の人はあなたの感覚は分かりませんし、その人の意見や一般論でしか語れないからです。
これができないと他人と比較する人生を進んでいくしかなくなってしまいます。
あなたの考えは何なのか?
これが最も大事な自分自身への問いで、他人と自分を比較してしまう無限ループから抜け出す、唯一の方法だと思います。
今回は以上です。
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